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科樹の部屋


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詩人:科樹 [投票][編集]


出なくなった

あたしの声

いくら口を開いても

声は出ない



確かに生活には不便だけど

もう いいや



だってこの声をあたしが一番聞いてほしい人は

もう傍にはいないのだから



この声は君だけの為に在ったのに

君が傍にいないなら

こんな声なんて無くても同じ



さよなら あたしの声

またいつか

会いましょう?


2008/03/05 (Wed)

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