詩人:タキシード詩者 | [投票][編集] |
俺たちはずっと友達だ
君の言葉がすごく嬉しかった僕
僕は体が弱いせいもあってずっと家にこもりきりで友達もいなかったから
あの日何も考えず僕は外へ飛び出した
きっと帰ったらお母さんがカンカンに怒るんだろうって分かってた
それでも僕は外の風にあたりたかったんだ
一人で歩く外はどこも知らないところみたいで
僕はキョロキョロしながら歩いてた
辿り着いた公園
僕にとってはまるで遊園地のような魅惑の場所
何からしたら良いか分からなくって
僕はしばらく立っていた
そこに声をかけてくれたのが君だったんだ
ぶっきらぼうな言葉だったけれど
君はとても優しかった
今まで経験の無いことをいっぱい教えてくれた
日が暮れて
僕らは帰らなければならなくなった
僕は寂しくて
思わず泣きそうな声を出してしまった
そこで君は言ってくれたんだ
ありがとう
僕は笑顔になれたんだ
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