詩人:ぴるぴる | [投票][編集] |
がんばれ
がんばれ
がんばれ
あなたは
いつも
私に言うの
がんばれ
がんばれ
がんばれ
あなたにとって
それはとても
軽く他愛ない一言
がんばれ
がんばれ
がんばれ
だけど
私にとっては
重くとても冷たい一言
がんばれ
がんばれ
がんばれ
もう言わないで
もうこれ以上
言わないで
あなたに
これ以上言われたら
私は壊れてしまう
がんばれ
がんばれ
がんばれ
もうやめて
もう言わないで
あなたに言われれば
言われるぼど
私は
自分を
責めずにはいられない
私は
自分を
傷つけずにはいられない
もうやめて
もう言わないで
がんばれ
がんばれ
がんばれ
もうやめて
もうこれ以上言わないで
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ボキ
壊れたんだ
私の心の中で
何かが壊れたんだ
ボキ
自分が
どれほど
サビてたかも知らずに
油をささない
私の心は
ボキ
ボキ
っと
何かが
壊れてしまった
休むことを
忘れた
私の心は
ボキ
ボキ
っと
何かが
壊れたんだ
例えば
それは自転車
漕いで漕いで漕いで
漕ぎ続けた
その自転車は
ボキっと
ペダルが
壊れてしまったんだ
ボキ
自分が
どれほど
サビてたかも知らずに
油をささない
私の心は
ボキ
ボキ
っと
何かが
壊れてしまった
休むことを
忘れた
私の心は
ボキ
ボキ
っと
何かが
壊れたんだ
「直せばいい」
壊れたペダルは
直せばいいんだ
「治せばいい」
私の心も
治せばいいんだ
でも
どうやって?
いったい
どうやって治すの?
心は
ペダルと
違う
心は
目には
見えない
手には
取れない
「直せばいい」
と
「治せばいい」
漢字は違う
けど
口で言ったら
同じ
「ナオセバイイ」
どうやって?
どうやって治すの?
誰か
教えて
私の心を
どうか
ナオシテ
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死にたくない
だけど殺したい
この気持ちは矛盾してる
私を殺したい「私」は変ですか?
私を死なせたくない「私」は正しいですか?
誰か教えて下さい
誰か答えを与えて下さい
どんな答えでもいいんです
ただ
私に答えをください
詩人:ぴるぴる | [投票][編集] |
僕は君を想う
大切な大切な
君を想う
君が右を向けば
僕も右を向いた
君が左を向けば
僕も左を向いた
君が笑えば
僕も笑えた
君が泣いたら
僕も泣いてしまった
太陽のように眩しい君
春のように優しい君
嵐のように泣く君
そよ風のように謳う君
忘れ雪のように眠る君
花のように微笑む君
君のすべてが愛しくて
君のすべてが欲しくて
僕は神様に願った
「どうか彼女を僕にください」
ある日
「僕がいなくなったらどうする?」
そう尋ねた
「そんなこと私が絶対許さないから」
笑って君は答えてくれた
僕の願いは叶わなかった
そして僕は永久の旅に出た
あの日笑った君を抱きながら
僕は永久の旅に出た
君が僕を見ることはもう出来なくても
僕は君をずっと見ているから
この高い
この遠い
真っ青な空から
僕はずっと君を想う
本当は
とても愛しくて
ずっと触れていたかったけれど
僕にはもうそれは出来ない
僕はもう君を幸せに出来ない
だから僕は願う
僕の君への想いのすべてをかけて
君の笑顔を取り戻してくれる誰かが
君の悲しみに終止符を打ってくれる誰かが
君の前に現れてくれることを
僕はずっと願い続ける
それが僕に残された最期の想いだから
君に悲しみしか置いていけなかった
僕の罪だから
僕は君を想う
大切な大切な
君を想う
かけがえのない君だから
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たとえ君が僕を忘れても
僕はずっと君を覚えているから
ずっとずっと
覚えているから
だからお願い
いつまでも笑顔でいて
ずっとずっと輝いていて
そして
幸せになって
僕の分もいっぱいいっぱい
幸せになって
それが僕の願いです
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当たり前の日常が
当たり前に過ぎていく
そんなこと当たり前だった
何も変わらない日々が
ずっとずっと続いていくのだと
信じていた
疑いもせずに
ずっと信じていた
だけど
その終わりはあっけなく訪れて
当たり前だったものすべてが
目の前でボロボロと崩れていった
「ただいま」
と言えば
「おかえりなさい」
と言ってくれる
あたたかい声
「おいしいね」
と家族で食べる食事
悪いことをしたら怒られて
「ごめんなさい」
と謝る
そんな当たり前なことが
普通だったことが
何もかも無くなって
悲しみや
寂しさや
辛さだけが残って
それがまた
新しい当たり前を作っていく
それでも
人は生きなければならないから
生きていかなければならないから
人は願わずにはいられない
「幸せになりたい」
「普通になりたい」
そう願わずにはいられない
それが
人というものだから
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本を読む
絵を描く
人と話す
たくさん笑う
いろいろなことをしているけれど
ちっとも満たされない私の心
幸せ者のはずなのに
一人になったら泣けてくる
自分で自分が許せなくて
自分で手首を傷つける
あなたがいなくなったあの日から
私の心は空っぽで
何をしても満たされない
あなたがいない日々が
あなたがいない日常が
あなたがいない毎日が
何年もたっているのに
私の時計はあの頃のまま
周りの時計はずっと刻を刻んでいるのに
私の時計はあの頃のまま止めてしまっている
動きだしたら
動いてしまったら
あなたへの想いが
あなたとの時間が
無くなってしまいそうで
消えてしまいそうで
あなたがいなくなってしまいそうで…
だから私は止めていた
それでも刻は少しずつ刻まれてしまって
少しも待ってはくれなくて
止めているのに
止まって欲しいのに
刻まれていく
いつまでもいつまでも
私の刻を止めてはくれない
それが生きることなのかもしれない
それが生きていくことなのかもしれない
生きることは
生きていくことは
あなたが色褪せてしまうこと
あなたが消えてしまうこと
それなら私は本当に時計を止めてしまいたい
あなたのいないこんな世界なんていらない
空っぽの心を満たしてくれるのは
あなただけだから
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例えばこの世界にとって
私はとてもちっぽけな存在で
例えばこの世界から
私がいなくなっても何も変わらなくて
結局この世界ってなんなんだろう?
結局私は何のために存在しているんだろう?
そんなことを考えても
答えなんてどこにもないのかもしれない
それでも私はその答えが欲しくて
私が存在している理由が欲しくて
ずっとずっと私は探していく
たとえそれが絶望だとしても
たとえそれが残酷なモノだとしても
私はその答えが知りたい
私はその答えを見つけたい
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私のなりたいもの
海になりたい
空になりたい
風になりたい
大地になりたい
太陽になりたい
星になりたい
いろいろ想うけど
いろいろ考えるけど
結局私はどれにもなれない
どれにもなれやしない
だけど私はなりたくて
あの輝いているモノたちになりたくて
いつも想う
「こんな私いらない」
「こんな醜い私なんていらない」
「こんな汚い私なんていらない」
いつも私は想う
「消えてしまえばいいのに」
「いなくなってしまえばいいのに」
だけど
どんなに考えても
どんなに強く想っても
私は自分を殺す勇気さえもなくて
結局毎日をただ生きている
きっと
戦争や
貧困や
病気で苦しんでいる人からしたら
あなたはなんて幸せなんだろう
って思われるかもしれない
だけど私は
自分の醜さ汚さが許せなくて
私を消したくなる
私を殺したくなる
だから私はなりたい
海に
空に
風に
大地に
太陽に
星に
私はなりたい
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どうしてきみは一人で行ってしまったの?
どうしてきみは何も残してくれなかったの?
走って走ってそれでも追いつけないよ
叫んで叫んでぼくの声は届かないの?
きみがいないこの世界で
ぼくは一人ぼっちになった
きみが消えたこの世界で
今もぼくは…
あれから幾年経って
人もたくさん変わって
だけどぼくはきみを待っているんだ
嘆いて嘆いてそれでもきみは戻らない
堪えて堪えていつまで待てばいいの?
きみがいないこの世界で
ぼくは寂しくなった
きみが消えたこの世界で
今もぼくは…
何がいなかったの?
何が悪かったの?
ぼくは知らない
何が足りなかったの?
何が必要だったの?
ぼくは ぼくは ぼくは…
きみがいないこの世界で
ぼくは一人ぼっちになった
きみが消えたこの世界で
ぼくはきみを
愛してます