詩人:ぴるぴる | [投票][編集] |
がんばれ
がんばれ
がんばれ
あなたは
いつも
私に言うの
がんばれ
がんばれ
がんばれ
あなたにとって
それはとても
軽く他愛ない一言
がんばれ
がんばれ
がんばれ
だけど
私にとっては
重くとても冷たい一言
がんばれ
がんばれ
がんばれ
もう言わないで
もうこれ以上
言わないで
あなたに
これ以上言われたら
私は壊れてしまう
がんばれ
がんばれ
がんばれ
もうやめて
もう言わないで
あなたに言われれば
言われるぼど
私は
自分を
責めずにはいられない
私は
自分を
傷つけずにはいられない
もうやめて
もう言わないで
がんばれ
がんばれ
がんばれ
もうやめて
もうこれ以上言わないで
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タスケテ
タスケテ
タスケテクダサイ
ジブンヲキズツケテシマウ
ワタシヲ
タスケテクダサイ
サビシクテ
サビシクテ
トテモ
トテモ
サビシクテ
ジブンニヤイバヲ
ムケズニハイラレナイ
ワタシヲ
タスケテクダサイ
ドウスレバ
サビシクナクナリマスカ?
ドウスレバ
ジブンヲキズツケナイデスミマスカ?
ドウスレバ
ヤイバトサヨナラデキマスカ?
ワタシニハ
ワカリマセン
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人を好きになること
とてもうれしいこと
とても楽しいこと
とても大切なこと
人を好きになること
とても苦しいこと
とても切ないこと
とても悲しいこと
とても寂しいこと
人を好きになること
とても素敵なこと
そして
とても痛いこと
それでも考えると
心があたたかくなる
それは
とても幸せなことだと思うから
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自分の道を自分で決めること
それが生きるということ
他人が決めた道は
自分の道とは言わない
だけど上ばかり見ているのは
いつか疲れてしまうから
やっぱり時には足下を見ることも
必要なことだと思う
そうすれば
違うふうに「道」が見えたりするかもしれないから
でも後ろを振り返ることは
もうしたくない
だって石や穴があったら
後ろは見えないから
だから私は前を向く
ときどき上を見ながら
ときどき足下を見ながら
ゆっくり しっかり
たくさん傷を負っても
歩いていきたい
そしてもう少し時間(とき)が経ったら
今 この事を大好きな人に
笑って話せるような
そんなふうに自分の道を築きたい
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冬になり
雪が積もる
春になり
雪が溶け
淡い色とりどりの花が咲き誇る
夏になり
淡い花は散り
青々とした力強い草や花が活動する
秋になり
草や花は枯れ
樹には実が付き
花は種を蒔く
冬になり
種が土の中へ潜り
雪が降る
季節は止まることはなく
進み続ける
時は速さを変えず
流れ続け
待つことを知らない
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薄紅色の衣をまとい
春の風に語りかける
毎日 毎日
その衣は輝き続け
誰にも真似の出来ない色を醸し出す
その美しさにヒトは恋をし
その可憐さにヒトは溺れていく
けれども
その輝きは不変ではなくて
徐々に衣は剥がれ落ちる
それでも尚輝き続けようとする姿は
綺麗でとても尊い
儚くてそして美しい
ヒトも同じようなモノ
輝き続けるために 散っていく
だからこそ
ヒトはヒトに恋をする
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たくさんの花が咲く
お花畑
そこに小さいけれど
とてもあたたかくて
優しい花が一輪
いろいろな種類
いろいろな色があるけれど
私にとっては
その花は一番素敵
私にとっては
その花は一番大切
あなたも自分が一番大好きな花
見つけてみませんか?
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「早く春にならないかなぁ」
六花の舞う
寒い日の一言
はらはら
はらはら
空から落ちて来る
その白の花は
少しも休まず
降りて来る
赤くなった
手を擦り
六花と同じ
息を吐く
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朝
目が覚めると
窓の外は一面
真っ白な雪景色だった
真っ白で
本当に真っ白だった
そこにつく
自分の足跡だけが
この世界のものみたいで
真っ白な雪は
別の世界のものみたいだった
「白」というのは
何も無い色
とても純粋で
何にもならない
それが「白」
だけど
「白」はすぐにほかの色に
染まってしまう
何にもならない
その代わりに
自分自身にもなれないとても
とても
儚い色
人も最期は
「白」になる
どんなに偉い人も
どんなに悪い人も
どんなにお金持ちの人も
どんなに貧しい人も
どんなに優しい人も
どんなに汚い人も…
みんな
最期は「白」になる
染まっていた色が
すべて無くなって
「白」に戻る
「白」という色は
とても
とても
尊い色なのかもしれない
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あなたが逝ったあの日
私はたくさんの物を失いました
あなたの笑顔
あなたの言葉
あなたの優しさ
私がもっていた
あなたのすべてを
失いました
どうしてですか?
なぜですか?
どうしてあなたは
逝ってしまったのですか?
どうしてあなたは
私を置去りにしたのですか?
教えて下さい
どうか教えて下さい
私があなたを
失ったわけを教えてください
私からあなたを
奪ったわけを教えて下さい
ある人が
「この世は等価交換の世界だ」
といいました
あなたを失ったのは
何を得るための
代価だったのですか?
教えて下さい
あなたを失った私に