風が吹いた冷たい風身を強張らせた私の元へ微かに香る金木犀甘い香りは嫌味でもなく自然に心に染みていくそれでも凍えるこの身には何が助けになるだろう手をとって田舎歩こう天が高いね立ち止まれば返す笑みには哀愁の色無邪気に邪気を放ちながら通った後には金木犀
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