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空。の部屋


[39] 『願望』
詩人:空。 [投票][得票][編集]


『ねぇ
誰か
ボクを
殺して...』


突然の
激痛で
起き上がった


ジン
ジン

手首の
あたりが
痛む。

『そんな‥』

ボクは
もぉ
卒業したと
思っていた。

今は
平凡に
暮らしている
はずなのに‥

『なんで?!』

ボクは
何も
覚えていない。


ボクは
血が
あちこちに
付いてしまった
シャツを
捨てて

鏡の前に
立ってみた。

ボクは
自分で自分を
殺す事が
怖くて
出来ない。

どうせなら
通り魔に
後ろから
思いっきり
刺された
だとか

交通事故で
即死
だとか

誰かに
手伝って
もらわなければ
ボクの
願いは
叶わない。

あぁ〜...

一筋の
切り口は
赤く
滲んでいた。

久しぶりに
ヤると
痛むもんだな‥

ひょんな事で
昔の
悪いボクが
出て来ちゃうなんて‥




死にたい...

誰か
ボクを
殺してくれませんか。


2007/10/24 (Wed)

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