ホーム > 詩人の部屋 > 凛句の部屋 > 籠

凛句の部屋


[1] 
詩人:凛句 [投票][得票][編集]

押さえつけられたって
忘れようとしたって

貴方の低い声 耳に届いたら
そんなのどっかいっちゃって
振り向きたい衝動必死にこらえて

あの時から大きさが変わらない
色はくすんでどんどん重さが増してく

もしもこの鎖が外れて自由になったとして

そんな想像すら意味がない
多分何も変わらない

私はずっと臆病なままで
貴方はずっと外を見つめてる

2014/05/22 (Thu)

[前頁] [凛句の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -