詩人:翔也 | [投票][編集] |
辛いことがあった日
一人ぼっちで泣いているとき
誰かが肩に手をかけてくれた
もう一人にしてよと
空気読めないやつだなと
感じて振り返ってみると
自分の大嫌いな人だった
普段は馬鹿なことばかりやっていて
調子こいてふざけている奴だった
でもその人は普段とは違う
オーラをだしていた
何だよと思いながら
肩から手を振り下ろしたら
その人はハンカチを取り出し
自分の手に握らせて
辛い時こそ笑ってみなよと
言って笑顔を振舞ってくれた
その笑顔は辛いことを
全て忘れさせてくれる
尊敬できる笑顔だった
その日からその人を
嫌いになることが出来なくなった
その人と一緒に笑うようになって
気づいたスマイルは
お金で買えない誰にでも
必要な大切なことだと