詩人:shri | [投票][編集] |
キミのために唄おう
キミのためだけに
届かないことはわかっているんだ
でも
キミのために唄おう
報われてはいけない気持ち
それも知っている
でも
キミのために唄おう
いつか
キミの思い出の中に
ひっそりと
ひっそりと
特別な香りとともに
残るように
残るように
キミのためだけに唄おう
詩人:shri | [投票][編集] |
背中に翼がはえました。
でも
どこにも行けません。
小さな青空に浮かぶ白い雲に向かい
同調するように
白い翼は広がろうとするんです。
肉厚の
暖かそうな
大きな翼。
小さな夕空にうかぶ白い雲にも向かい
白い翼は広がろうとするんです。
同調するように。
でも
いつも
広がろうと
広がろうと
広がろうとするだけなんです。
背中の翼がはばたくとき
いったい何が起こるのでしょうか。