詩人:秀斗 | [投票][編集] |
黒猫は言った
『シロ君、君は真っ白で綺麗で羨ましいな』
白猫は言った
『僕なんかいつもすぐ汚れちゃうんだよ、クロ君みたいに何色にも染まらない美しさ、僕は憧れるな』
黒猫は何も言わなかった。
白猫は上を見た。
そこには青い空があった。
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ホタルが見た夜空には彼らより明るく光る星達がいた。
どんなに望んだってあんな風には光れない。
生まれが違う
だけど、僕には僕の光かたがあるんだ。
それはきっと星の光よりも美しく、ときに儚くいるんだろう。
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日が暮れるまで遊んだ日々も
一生懸命なって感じた何かも
夢破れ泣いたあの日さえも
あんなことあったなんて言葉で
片付けられる日がくるんだろ
高ぶる感情も思い出せなくなって
若気の至りなんて呼ぶんだろ
なんかすごく悲しいや
あれほど憧れた大人なんてもの
今じゃどこかに置いてきたい
責任とか義務とか常識なんて言葉で
固められ身動きとれない人がいる
僕はそれ見て哀れんだ
いつかああなるなんて思ってたのも
今じゃ思い出の一切れ
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泣きたくなるよな辛い日が来ても、笑って過ごせる明日にしよう
明るく朝が始まって、星が煌めき今日が終わる
都会じゃあ、見える夜空は見えなくて、それは何かに似ている
悩んだって答えは無いって、
そう言われても、
答え見つけるために悩んでるんじゃない
辛くなったら逃げ出せばいい
そんな考えが溢れかえってる現代は、
誰を信じればいいのかなんか分からなくて、
自分ぐらいは信じていたい
笑顔が見れたらそれでいい、哀しさなんか消えてしまう
残暑が残る9月だけど、夏の自分はもういない
負けそうになっても、
勝てそうになくても、
姿勢は常に前向きに、
自分が認める頑張りを、
出せたなら、
それでいい。
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君を見つめたあの日々が、
今では僕を
苦しめるんだよ。
普段は泣かない僕なのに、
今日だけは世界記録
だせそうだよ。
ごめんねの繰り返しの先には
いつだって光があると
信じてた。
先の見えない世の中も
いつかは抜け出せるって
期待してた。
奇跡が生んだこの星で、
どうして無理なんて言葉
使うんだい?
臆することなかれ。
自分だけはいつだって
あなたの味方さ。
無理なんてするもんじゃない。
自分のペースで進むんだ。
毎日が大きな
チカラ。
さぁ旅の準備をしよう。
旅のしおりは言っている。
この旅は手ぶらでも構いません。
すべてのモノは道中で揃えれます。
しかし一つだけ、
たった一つだけ、
夢追い続ける心
持参してくれよ。
途中でなくさないよう
しっかり握りしめとけよ。
アナタが旅を終えようと、
好きだった気持ち
残ってますか?
臆することなかれ。
自分だけはいつだって
あなたの味方さ。
無理なんてするもんじゃない。
自分のペースで進むんだ。
毎日が大きな
チカラ。
さぁ旅の一歩踏み出そう。
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人間はなんとなしに生きることができるんだ。
時に僕は思うよ
人間以外の動物は本当はとても高尚で
彼らは自分とは何で生きる意味や真実の幸せとは何か
知っているんじゃないかって
本当は人間が一番愚かな生き物で運命を受け入れことを拒んだ悪魔
自分が作り出した難題に苦しみもがく馬鹿やろう
どれほど足掻いても自分を偽り切れなくて
どんなことも本当は自分の為にやってたりなんかして
僕を僕は今日も守ってあげているんだよ
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心の奥の魔物
醜く哀れな魔物
そいつの檻に
1日に何度も
何度も何度も
鍵をかける
今まで野放しにしてから
暴れまわって
かき回されて
修復不可能
ギリギリ
なんてところまで
行ってしまったから
彼女か彼か
わかんない
そいつを
追いやった
深い深い心の奥
いつも一緒にいたのに
僕が追いやった
いなくなれと
望んでいたのに
いなくなれば
どこか切なく
なぜか悲しい
どこいった
どこへ行った
心の奥の魔物
醜く哀れな魔物
自分のかけた
鍵のことなど
無かったかのように
檻の前は素通りで
どこいった
どこへ行った
心の奥の魔物
醜く哀れな魔物
いつかまた
鍵を外すその日まで
大人しくしていてよ
僕は君を忘れないから
だからまた
心の奥の魔物
醜く哀れな魔物
そいつの檻に
今日もまた
1日に何度も
何度も何度も
鍵をかける
僕がいる