詩人:猫の影 | [投票][編集] |
信じてなかった
何もかもだ
親や友達 他の人もだ
信じてたけど信じてなかった
嘘嘘嘘 嘘で固めた「僕」という名の偽善人形
だれにもかれにも良く見られたくて
慎重に 慎重に 作り上げてきた
「僕」の「蝋人形」
だけどほら 塗り忘れのどこかから
自慢の作品が溶け出し始めた
やめてくれ みないでおくれ
「僕」の中の「僕」を見ないでおくれ
お願いだから…僕を…僕を嫌いにならないで…
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酸性の雨よ…
あの気味が悪いほど青々とした木の葉の色素を洗い流すように
僕の体にこびりついてとれないこの忌々しい膿すらも溶かして落としてくれないか?
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ホントは優しくなんかない
ホントは思いやりなんてない
自分に害がないうちだけだ優しいのは
自分に負担がかからないうちだけだ思いやるのは
俺は冷たくて残酷な人間だ
だけど君が好きなんだ。。。
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さて見飽きた夜空でも見ながら
少し話そうか
この汚い空の向こうには
限りなく広い広い空間が広がっていて
きっとまだ証明はされていないけれど
今の僕等みたいな人達が
どこかの銀河の
どこかの星に
幾万もいるんだろう
そんな広大な空間の中にあるこの星の
こんな小さな空間に僕等は生きている
そもそも僕らがであったのだって
人類の恐ろしく長い血の系譜の中で
たまたま引き当てた恐ろしく確率の低い奇跡なんだ
しかもその一見恐ろしく長い人類の歴史も
この小さな星のさらに膨大な歴史の
ほんのたった一部にしか過ぎないんだけれど
…まぁ要は君が好きなんだ、僕は。
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キスさしてくんなきゃ ヤダ
抱き締めさせてくんなきゃ ヤダよ
ひざ枕してくんなきゃ ヤダからね
そばにいて? ずっとずっとそばにいてよ?
僕ももう君のそばから離れないから。
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嘘で塗り固めたブロンズ像
ひとたびメッキがはがれ始めたら
みるみるうちに姿現す薄汚い僕の体
恥ずかしくてみっともなくて死にたいぐらい
でも
君がいるから
この体の汚れが消えるまで
ちょっとキレイに生きてみようか
もう体に嘘塗りつけることはやめて
ちょっと生きてみようか
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黒い神の夢に魅入られたなら
さぁ狂気の闇にDIVEしろ
高らかにこの世界を嘲りながら
真っ赤な翼をばたつかせ
REALの海などTRIPして
FLY 。
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大音響のROCKでは
びくともしない
背中の堕天使
その爪牙で
肩の肉を引きちぎる
僕の意識は何時の間にかに侵食されて
気付いた時には…もう遅い。
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膝がすくんで立てねぇガキは
もう 寝る時間だぜ?
「HIGH SPEED」
SAD ぶっとべ 闇の彼方まで
シートベルトは必要ねぇ
SO この鍵を 口に含め
オートメーション 突っ走る
SAD 戻ってこれるかは 自分次第
HORROR? どうする?