詩人:猫の影 | [投票][編集] |
風が吹いた
汗が飛んだ
目指す先はゴールテープ
君は何の為に走るのか
彼は何の為に走るのか
…僕は何の為に走るのか
雨は止んだ
銃が鳴った
目指す先はゴールテープ
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みんなみんなとっても綺麗なダイアのリング
持っているのに
どうしてそれで人を殴るの?
ほら血まみれのダイアは
どんどんどんどんどんどんどんどん
輝き無くしていってしまう。
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銀色のとても凛々しいその狼は
差し伸べられる手すべてを食いちぎってきた。
でもそれは彼が単に狂暴だからじゃない、
その手に怯えてるわけでもない。
彼は孤高なのだ。
彼は気高い。
薄汚い人間の手など
寄り付けるようなことはありはしない。
彼は孤独で、
彼は美しい。
彼は今日も薄汚れた世界を見下ろして、こういうだろう。
「貴様らは間違ってる。」
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探しに探して
見つけた自分は
醜く崩れて
思わず僕は目を背けた
これは、これは、僕じゃない!!
逃げても無駄。
あがいても無駄。
現実からは逃げられない。
それがルール。
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君はもうきっと
僕の体の一部になってしまったんだな
だってこんなにも 僕の体が 君を求めてるもの
君が欲しい 君が欲しい と
わがままをいうんだ
君に逢いたい 君に逢いたいよ
君を抱き締めて 二度と離したくないよ
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もし仮に
星の川に分かたれて
一年に一度しか
逢うことのできない仲ならば
いっそはかなくなって
あの世であなたを待つだろう。
あなたに一日逢えないだけだのに
寂寥で胸が裂けそうな僕だから。