詩人:猫の影 | [投票][編集] |
平面の そのおもしろくみのない世界から
いっそ飛び出す勇気もないのか。
こんな小さな少女でさえ
こんな小さな少年でさえ
この絵本から飛び出してるんだぜ。
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朝起きて
重い体を
やっとの思いで
立ち上げて
身の支度を整える
外には朝の涼風舞って
僕は扉を開け放つ
耳の穴にはウォークマン
寝起きの僕のほっぺたに
優しい風がキスをする
体は軽い 心も軽い
目指す先は坂の向こう
キーをはずして かける鍵
到着したのは
暑い 暗い 僕の教室だ
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僕は君を失って
自分自身を見失った
明日の僕は
どこにいればいい
なにをすればいい
神様教えてください
君の髪のにおいをかいで
君の頬にキスをして
君をぎゅっとだき締めて
そんな僕の日常は
どこともなしに去っていった
教えてください神様
なにをすればいい
どこにいけばいい
明日の僕は
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君に逢うため
レッツ コンビニ
今ならまだいる?
もういない?
わからないけど
レッツ コンビニ
今日はいったいどの雑誌を読もうかな
だって全部読みつくしたんだ
でも結局はそんなことどーでもなんでもいーんだ
君に逢うため
レッツ コンビニ
今ならまだいる?
もういない?
わからないけど
レッツ コンビニ
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あなたに逢いたくて
逢いたくて
逢いたかったから
あなたのいそうなとこ
ぜんぶぜんぶぜんぶ
なにかにかこつけて
回ってみたら
やっぱりいつものここにいた
「何してるのかって聞かれたらどうしよう」
なんて考えて
「あなたにあいにって行ってしまおうか」
なんて考えて
でも結局は
あなたは黙って
どこか遠く遠くをみつめるだけで
でも結局は
あなたは黙って
どこかどこかに行ってしまう