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猫の影の部屋  〜 投稿順表示 〜


[243] 優しいひと。
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あなたはいつも優しいね

冷たい振りして

世界で一番優しいね

だからさあたし

いつもいっつも

あなたに支えられているんだよ


きっとあなたは気づいてないんだろーけどさー


だけど ねぇ

あたしはあなたになにかしてあげれないのかな?

あなたの支えにあたしはなれない?



あたしあなたに頼られたくて

いつもいっつも待ってるんだけどな…

2006/08/26 (Sat)

[244] もの申す。
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つらいことがあるんなら

ほら

「しかたないや。」

と言ってそう、明日に進めばいいだろう。


難しく考えるのは今週はやめにしよう。

2006/08/28 (Mon)

[245] 空。
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晩夏の太陽の

熱をわずかに帯びた

地球の床に

背中をつけて立ってみた


青い空と赤い空が

淡く溶け合って

そのなかに雲


あぁ僕は今空と繋がっている


わずらわしい世界との関係を断ち切って

不安だらけの世界との関係を断ち切って

全と無が交錯して黒ずんでしまった僕の世界との関係を断ち切って


僕は今この空とだけ繋がっている


自由

これが自由といふものかもしれない



あぁこのまま雲に溶けてしまいたい

2006/08/30 (Wed)

[246] 秋雨。
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秋の雨

降って薫るは

リンスのにおい

出かけてみようか

君降る町へ

2006/08/31 (Thu)

[247] 不信症。
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あなたの優しさは


     ほんものですか?

2006/09/14 (Thu)

[248] 方向音痴。
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昨日に戻りたくて


ジャージに着替えて走り出した

どっちが昨日で

どっちが明日か

わからないまま

僕はジャージで走り出した

2006/09/17 (Sun)

[249] 泣き笑い。
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快晴の空から落ちる

大粒の雨



笑顔の下にひた隠しにした

切なさ 辛さ

ため込める量は決まってるけど



通り雨さ すぐに止むよ

2006/09/20 (Wed)

[250] あききたる。
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秋が来て

散りゆく花を

もて見しを

落ちし枯葉に

咲くはをかしき

2006/10/06 (Fri)

[251] コスモス。
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秋桜が

道の垣根に

咲きにけり

我が庭に

咲きおる花も

をかしと思えど

2006/10/06 (Fri)

[252] 太陽(げんじつ)から。
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逃げて逃げて逃げて逃げて

毎日のように太陽から逃げ回って

でも結局 次の日になればまた 太陽は迫り来る


いつになれば いつになれば僕は

太陽に向き合えるのか?

今日こそは今日こそはと 何度つぶやくのか?


今日もまた 太陽はあがる。

2006/10/06 (Fri)
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