ホーム > 詩人の部屋 > 猫の影の部屋 > 投稿順表示

猫の影の部屋  〜 投稿順表示 〜


[333] 漂流。
詩人:猫の影 [投票][編集]





神は死んだ

俺が殺した

2006/12/21 (Thu)

[334] 12月の音。
詩人:猫の影 [投票][編集]

並木には

枯葉の音も

しなくなった


聞こえる声は

冷えている


吐き出す息の

形が見える



机の上には年賀状

2006/12/21 (Thu)

[335] TIME TABLE。
詩人:猫の影 [投票][編集]

取り戻せない過去と

確信のもてない未来

しかしここにある現実


流れ流れ色あせていく記憶と

水で滲む希望

しかし鮮やかな思考




すべてが今

今この瞬間にしか

反応すべきではない

2006/12/24 (Sun)

[336] ふり切ってやる。
詩人:猫の影 [投票][編集]

カップルは

みんな幸せ

そうな顔?

あぁどうも

僕には

ないもの

もってるんだね


だけどほら

僕には

彼らにないものが





男だけのカラオケBOX

いぇ〜

2006/12/24 (Sun)

[337] LIER。
詩人:猫の影 [投票][編集]

甘い甘い言葉を吐いた


いつか そういつか

君に「うそつき!!」

そうののしられるだろう


わかっているさ この言葉が

いつか そういつか

嘘偽りになることくらい



でも僕は

このうそつきは

今この瞬間は

思っているんだ

心から





「君を永遠に愛し続ける」って

2007/01/01 (Mon)

[338] 視界。
詩人:猫の影 [投票][編集]

恋は盲目

世界が闇にのみこまれんだ


なにもかも

なにもかもが視界から外れ

君だけに光が当たる


僕にはもう

君だけしか見えない

僕にとって

そう君だけが

僕の恋した君だけが



世界でたった一つの「リアル」なんだ

2007/01/01 (Mon)

[339] 月光。
詩人:猫の影 [投票][編集]

愛しい君は

分厚い雲の向こうで鈍く鮮やかに輝いているだけで

決して姿見せようとしないの


Ah ねぇ僕の愛しい君は

壁越しの声だけで

今夜僕のベッドに来てはくれないの



目くるめくあの日々は

今はもう戻るはずなどなくて

狂い乱れてひざまずいて祈るだけ


「一目あなたに逢えたなら」

2007/01/05 (Fri)

[340] 散歩イズム。
詩人:猫の影 [投票][編集]

トゥルリラルララ

ルンルンルルン

ルンルルン

ルルルルルルル

ルルンル ルルンル 

ルンルルン


タンスタン

タンスタン

タンタンスタン

タンスタン


タンスタン

タンスタン

タンタンスタン

タンスタン





2007/01/05 (Fri)

[341] 涙月。
詩人:猫の影 [投票][編集]

あなたを傷つけるのは

とてもとても簡単で

とてもとてもわかりやすかった


でも


でも


あなたを取り戻すことは

もう できなくて

もう二度とできなくて



この寒い夜に

欠けはじめた月がにじむ

2007/01/06 (Sat)

[342] 記憶。
詩人:猫の影 [投票][編集]

風が冷たい夜だから

君の笑顔を思い出すんだ


風が冷たい夜だから

君のぬくもりだけが腕に浮かぶんだ




目の前には暗い夜の町

腕にはカバンに入りきらない後悔だ

2007/01/06 (Sat)
545件中 (331-340) [ << 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 >> ... 55
- 詩人の部屋 -