詩人:猫の影 | [投票][編集] |
取り戻せない過去と
確信のもてない未来
しかしここにある現実
流れ流れ色あせていく記憶と
水で滲む希望
しかし鮮やかな思考
すべてが今
今この瞬間にしか
反応すべきではない
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甘い甘い言葉を吐いた
いつか そういつか
君に「うそつき!!」
そうののしられるだろう
わかっているさ この言葉が
いつか そういつか
嘘偽りになることくらい
でも僕は
このうそつきは
今この瞬間は
思っているんだ
心から
「君を永遠に愛し続ける」って
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恋は盲目
世界が闇にのみこまれんだ
なにもかも
なにもかもが視界から外れ
君だけに光が当たる
僕にはもう
君だけしか見えない
僕にとって
そう君だけが
僕の恋した君だけが
世界でたった一つの「リアル」なんだ
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愛しい君は
分厚い雲の向こうで鈍く鮮やかに輝いているだけで
決して姿見せようとしないの
Ah ねぇ僕の愛しい君は
壁越しの声だけで
今夜僕のベッドに来てはくれないの
目くるめくあの日々は
今はもう戻るはずなどなくて
狂い乱れてひざまずいて祈るだけ
「一目あなたに逢えたなら」
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トゥルリラルララ
ルンルンルルン
ルンルルン
ルルルルルルル
ルルンル ルルンル
ルンルルン
タンスタン
タンスタン
タンタンスタン
タンスタン
タンスタン
タンスタン
タンタンスタン
タンスタン
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あなたを傷つけるのは
とてもとても簡単で
とてもとてもわかりやすかった
でも
でも
あなたを取り戻すことは
もう できなくて
もう二度とできなくて
この寒い夜に
欠けはじめた月がにじむ
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風が冷たい夜だから
君の笑顔を思い出すんだ
風が冷たい夜だから
君のぬくもりだけが腕に浮かぶんだ
目の前には暗い夜の町
腕にはカバンに入りきらない後悔だ