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大切なあなたの「1番」の場所を
自分から放棄するような
そんなことはしなくていいよ?
きっと今は気が動転してるだけなんだ
だからねぇ
君は幸せなまんまで良いんだ
君はその場所にいても良いんだ
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考えることをやめて
悩むことをやめて
悲しむことをやめて
何を変えることが
何を創ることが
何を見つけることが
あぁ できるのだろう
悲しみ続けろ
悩み続けろ
そうだ 考え続けろ
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愛なんて
愛なんて そう
この国には元から存在しないのだから
要りはしない
そんなものは
求めもしない
愛というものならば
金で買える程度のもので
僕はいい
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「神」の下した決断に
君はいつまで屈するの?
「神」が下した決断だって
いつまで君はいいわけするの?
その結果を導いたのは君。
その結果を幻のせいにしているのも君。
まだ変えられる
まだ歩ける
さぁ目の前のその「紙」を切り裂け。
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たどり着いた不安の果てに
僕は自信を得
転がった神の亡骸を
無造作に踏みつける
運命?
天命?
笑わせる
神のせいにして
自分を肯定したいだけ
僕のことは僕が決める
自己を!!
自己を!!
自己を見極めよ!!
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錆びた僕の銅像に
また錆が増える
理性の塗料は
本能の雨水に
いとも簡単にはがされていく
抑えきれない衝動
殺しきれない「自我」
また現れた
冷酷で
醜い
ぼ…く…
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僕はきっと
自分から
「奈落」に落ちる癖がある
僕はきっと
もとからそう
「奈落」の人間なのかもしれない
だからこんなにも
汚く、醜く、臭く、
冷酷で、残忍で、獰猛なのだらう
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「テキトーなお付き合い」だから
逢いたいんだって素直にいえない
君と居たいんだなんてとてもいえない
「テキトーなお付き合い」だったはずなのに
僕は「テキトー」じゃなくなってきてる
君に本気になり始めてる
なっちゃいけない
辛いだけだろう
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拙者サムライである前に
人であります
世間では
サムライは強くあれといはれますけれども
強くあることは常に恐ろしく危うく
拙者はもう疲れ申した
世間では
拙者のやうなサムライは
生きているのが恥だ 切腹せよと
いわれますけれども
拙者は人間でありますがゆゑに
死といふものがたいそう恐ろしく
己が腹に刃を突き刺すなどといふことは
到底できませぬ
拙者、サムライである前に
人間であります
ゆゑに拙者は人間らしく
弱く優しく危うく、生きてひきたく
思うのであります