詩人:猫の影 | [投票][編集] |
やっぱり僕はいつまでも
君を夜空に夢に見て
乞いの涙を流してる
百年待てば君の気持ちは変わるだろうか
千年待てば君の気持ちは変わるだろうか
君が僕の瞳を見てくれる
そんなときがくるのなら
何万年だって待ってやる
僕は何万年だって愛してる
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何かになりたかった子どものころの
未来の自分はどんなだったろう
もう忘れてしまった
気付かぬ間に僕の背中の白い翼は
汚れた空で黒ずんだ
夢や希望
そんな星の色した言葉の意味も
もう忘れてしまった
覚えているのは
昨日の月の形だけ
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あぁ 僕の視力の低下につれて
僕の世界はぼやけていく
子供のころにははっきり見えたであろうあの世界を
今はレンズを通してでしか見ることはできない
あぁ僕は年をとるにつれ
この滲んだ世界すらも見えなくなるのだろう
小さな真実など到底見えなくなるのだろう
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君の笑顔はどうやら僕の体に良くはない
見るたび息が切れ
見るたびに体温が上昇する
まっさかさま頭から
君の笑顔にたたきつけられて
理性の抑制などとうに見失った
見るたび体温は上昇し
見るたび息が切れるのさ
どうやら君の笑顔は僕の体に良くはない
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傷つけるのが怖くて
傷つけるのが怖くて
君への気持ちを受けいれられない
君への気持ちに従えない
僕の中の小さな花は
水もやらないのにぐんぐん育って
僕の手には負えないほどなのに
僕はまだ
その花の存在さえも
見て見ぬ振りして目をつぶってる
傷つけるのが怖くて
傷つけるのが怖くて
君への気持ちを受けいれられない
君への気持ちに従えない
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昔についた傷跡が
今またうずき始めてる
君に恋をすることを
あの頃の僕が引き留める
だけどねぇ
見つけてしまったんだ
ずっとどこかにいっていた
僕のホントの好きってやつを
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君がいないと
妙に胸が切なくて
妙に鼻がツンとすんだ
まだ恋してない
まだまだ恋なんかじゃないんだって
そう言い聞かすけど
どうにもうまくいかなくて
気づかぬうちに君の顔を浮かべてる
あぁいつになれば僕は
この気持ちを打ち明けられるのかなぁ
決して実りはしない恋のつぼみを抱えてる
あぁいつになれば別の恋に落ちれるんだろう
今はそんなこと想像すらできやしないけど
一人部屋で夜空を見てた
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きっと僕は飛び立ちたい
この世界から
きっと僕は走りたい
どこか遠い向こうのほうへ
逃げ出す術は社会に断たれて
僕はもがくことしかできないでいるけれど
でも、僕は飛び立ちたい