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猫の影の部屋  〜 投稿順表示 〜


[453] 称号。
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あなただけ

あなたといるときだけ

僕は「人間」でいることが

あぁ できるのだ



消えていく雑踏と

消していく雑音

目障りな熱反応は

なかったことに

どのみちどれもこれも害悪なのだ


どいつもこいつも

愚者の風体

それに気付かず

賢者を気取る

阿保、阿保、阿保…



この世界で

僕は「人間」としての称号を奪われて

愚者たちから追放されるしかない




あなただけ

あなたといるときだけ

僕は「人間」でいることが

あぁ できるのだ


あなただけが「人間」の称号を

僕にくれる

2008/08/07 (Thu)

[454] 自由意志。
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暗がりの中
手探りで進む
神の敷いたレールの上

傷ついて
苦しんで
哭き叫んだ末

「あぁ、君救われぬ定め」



血の味がする唾液も
散り散りになった希望も
全てを踏みにじる
君の御言葉

信じてる余裕なんかねぇ





心地よい暗闇の中
踏み締めて歩く
我が道の上

くじけても
転んでも
歩き続けた末

「たどり着いた希望の丘に」



智の味がする唾液を
ごくりと飲み込んで
微笑を浮かべる

信じるものはただそれだけ

自分の意思だけ

そうただそれだけ

2008/08/07 (Thu)

[455] 愚者。
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世界を

人類の築いた小癪な世界を

僕は是非とも

軽蔑し

嘲笑し

拒絶しよう



馬鹿らしい

善とか

悪とか

おこがましいんだよ

虫けらどもが



あぁぁぁぁぁぁぁ

ただただ積み上げて

本物だと思い込んで

かみ砕いて消化

それしかできないのでしょうか

所詮は愚者の範疇




もうやめなよ

その作り笑い

醜悪にすぎる


愛も平和も

戦争も勇気も

真実からはいつも目を背け

わかりやすいほう

成し遂げやすいほう

ただ楽しか考えないのね




あぁぁぁぁぁぁぁ

憤慨するにも値しない

ただあざけわらってくれようぞ

貴様らのその面は

真面目ぶってもわらけてくるよ

ただただただただ

愚者の範疇





あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

2008/08/08 (Fri)

[456] 忌避。
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外にでれば

人…人…人…

どいつもこいつもニヤつきやがって

気色が悪い

気色が悪い

気色が悪い!!



2008/08/09 (Sat)

[457] 逢瀬。
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君に逢えないと

寂しくて苦しくて

涙がでちゃう


君に逢ったら

切なくて狂しくて

結局また涙が出ちゃう


だってだって

逢えたってこと

それはつまり

いつか別れるってこと





あぁどうすれば君はずっと僕の隣に。

2008/08/30 (Sat)

[458] CREW.
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普天間基地でさー、迷って

狂った身で橋回って

声上げて踊る

捨つる公園フルーツパーク

逃げんだフォローになっちゃいねぇ



ははは、わらける貴様の風体

2008/10/08 (Wed)

[459] 君へ。
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僕は結局、

自分が嫌いで、

それと同じくらい君を求めていて、

だけどきっと、自分が1番可愛いんだね。



人が人を求めるのに、

何か深遠な理由がいるとは思わない。

それはきっと、人に残された数少ない思い出なんだろう。



僕を見て欲しい、

僕の声を聞いて欲しい、

たとえそれが醜いものだとしても、

それが僕なのだから。



僕らはいつも、

不安の淵をさ迷って、

悲しみの底を手探りで歩くけど、

幸せのための道がわからないんだね。



僕が君を求める理由なんて、

たいして崇高な感情からなんかじゃなくて、

ただ単純に寂しいからなのかもね。

自分の存在を、誰かに認められたくて、

確かめたくて…。



愛してるとか、

大好きだとか、

使い古された表現では、

もう君をつなぎとめられない。


君に依存してるといったって、

僕の言葉はあまりにも無力だろう。



僕を見て、

声を聞いて…

醜いんだよ。

なのに君は…馬鹿なんだよ。





君と喧嘩しただけで、

僕にはちょっと楽しかったことも、

伝える相手がいなくなるんだ。



だからねぇ、

僕の醜さを否定しないで、

僕をそっと抱きしめて、

僕をずっと守っていてよ。

君がいないと、

生きるのも怖いんだ。

2008/10/25 (Sat)

[460] 衝動。
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叫んでしまえ、声枯れるまで、

君の笑顔曇らせるもの、全て掻き消してやるから。



涙が出るよ、この奇跡に

君が今日も隣にいる。

見上げた空は曇り空、

だけど君が隣にいるから、

そんなことどうだっていい。



叫んでしまえ、声枯れるまで、

君の笑顔曇らせるもの、全て掻き消してやるから。



ひきちぎった欲望を、大地にたたきつけて叫ぶ。

君が好きで、君が好きで、もう渡さない。

誰にも、叫ぶ、渡さない、好きで、枯れるまで!!

2008/11/11 (Tue)

[461] イコン。
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殺戮と残酷の断末魔

誰もが聞きたいフリをしている

時代の幕間で

揃いも揃って同じ顔



平和を願い

争いを拒むフリをする

揃いも揃って嘘を吐く



声は途切れ

息も切れ

見える夜空が綺麗だと

その場の空気を偽造する




聞こえるのはただ

真実の断末魔

2008/12/03 (Wed)

[462] 謝罪文。
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僕の恐ろしく拙い詩に、

投票してくださる皆様、

投票して頂くたびにものすごく嬉しい思いをしています。

本当にありがとうございます!!

今まで感謝の一言もなくて、まことに申し訳ありませんでした。

これからも気が向いたら読んでやってください。

では、また。

2008/12/03 (Wed)
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