詩人:猫の影 | [投票][編集] |
答えが欲しくって
見つけたふりの
わかったつもり
「これが答えだ」なんて
笑わせる
全くのナンセンス
探し続けることから逃避して
「現実を見てるんだ」なんて
不愉快すぎる
あぁ全くのナンセンス
「若いんだね」
「そのうちわかるさ」
この畜群どもが
『溜まり水は毒』
冷静さ
明晰さ
人間性
全て腐って「甘んじる」
くさすぎるので廃棄処分
存在ごと消え去りな
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
セカイハカワル?
カワラナイノ?カワルノカナ?
カエラルカモシレナイガソレニハアマリモオロカ。
ヒトノヨノミニクサハイツノジダイモカワラナイノ。
ジコジガヨクボウヨッキュウソノカタマリガヒトナノデシテ。
ドウセセカイハシヘトムカウノミ。
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
フィルター次第で変わる
朧げな世界
頼りない世界
どうあがいたって変わらない
冷たい世界
残酷な世界
僕は今日も…ただひとり
聞き飽きたフレーズと
見飽きたポーズ
笑えないジョーク
新鮮な偽装に
更新される「真理」
お笑い草の審理
ただよう過去…今…未来。
声はいつもくぐもってしまう。
何も届かず、変わらず、全ては飲み込まれる。
たとえそうだとしても、
殺されるまで、
わめきつづけてやる。
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
愛をして
愛をして
僕は君を求めてる
神も
他者も
自己も
僕の存在を認めきれない
ただ君だけが…
声も
息も
命すら
絶え絶えになったとしても
君には縋れることだろう
世界はいつも残酷
人はいつまでも残虐
変えられない自然(ピュシス)
変えられない本性(ピュシス)
優しいのは
ただ君だけ
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
風が吹く
声が流れて
星になる
今日も君を想って
空を見る
君はこの夜を見てるだろうか
目の悪い僕は
いつも何かを見間違えて
君を苛立たせるけれど
君はそれでも待っていてくれる
僕をそっと支えてくれる
風が吹く
声が流れて
星になる
あぁこの夜を君は見ているだろうか
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
神が現れる。
神が現れた!!!
見えない
見えないが、見える。
神がそこにいるのだ。
いつも幻想と現実と、風の冷たさに頬を撫でられてめがさめる。
明日も君が笑っていられば幸せだ。
神の意向など知ったことではない。
君の笑顔が生きる指針。
大袈裟だと人はいうだろうか。
どうせロマンに過ぎない言い草だというだろうか。
ふざけるな!!
考えもしないまま人の意見を否定する。
考えもしないまま自分の意見を表明する。
権利はない。
首を切り落としてやる。
馬鹿め。
自分を省察せぬものに、未来はない。
反省はいつも必要だ。
馬鹿め。
馬鹿め。
馬鹿め。
愛する僕の君よ!!
君は僕の生きる目的だ!!
君こそが答えだ!!!!
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
消え入りそうな「自分」の声を
必死でつなぎとめて
必死でにぎりしめて
喉をふりしぼって
君へと放つ
きっと受け止めてくれるんだろう?
いつも君は待っていてくれる
自分が何なのかわからなくなったって
世界がどこかわからなくなっても
君がいるから大丈夫。
君が僕に形をくれて、
ここがどこかを教えてくれる。
きっと届け、僕の声。
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
悲しみの雨を
苦しみの雲を
君の存在が掻き消してくれる
愛して、僕を
醜い僕を。
君といる時間だけ、
僕は世界と接触できる。
愛してる、君を。
素晴らしい君を。
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
もたれかかった先にはいつも
大切な君がいて
つまずいた先には
いつも君が待っていてくれている
好きな歌が同じだったり、
好きな食べ物が同じだったり、
小さなことで笑いあって
大好きだねって確かめ合える
あぁ昨日も今日も明日だって、
ずっとずっとずっと君が好きだよ
今が戻ってこないことはわかってる
だからこそ、君といたい
何も間違ってない、そう言うために君といたい。
明日もよければ傍にいて?
詩人:猫の影 | [投票][編集] |
流る時は目まぐるしく
足を停める幕間もなし
いずれに目を定るより先に
視界は巡り、今は果てる
どこへ
いかにして
なんのために
誰と供に
あなたは今途方に暮れ
この空が滲む冬の夕暮れ
わたしも今波間の上