猫の影の部屋
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[277] 照れる。
目が合うたびに
目をそらし
話しかけられるたびに
口下手になる
こんな毎日
止めにしたい
僕はただ
普通に君に
「綺麗やな」
っていいたいだけ
2006/11/06 (Mon)
[276] 動揺海峡。
僕の目 見つめる
君の目 冷静
僕の目 泳いで
南へ 向かう
2006/11/06 (Mon)
[275] 挑戦。
明日が来る前に
明日に行く
そんぐらいの
勢いで行け
2006/11/06 (Mon)
[274] 君に逢うから。
きっと見てない
気づいてない
わかっているけど
毎晩毎晩明日の服を考えてる
2006/11/05 (Sun)
[273] 絵
どこか憂いと哀しみと
寂しさたたえた黒い瞳
秋風のような 黒い長いその髪は 少しのシャンプーの香りまとって
秋空のような綺麗な声は 弱い部分を映し出し
鋭い刃物のような鼻とあごは 強い気性を思わせて
キュッと結んだ 色素の薄い唇に
意志の強そうなその眉と
小さな耳は 秋の蝶
絵の中の その君にさえ 胸がとびでてしまいそう
2006/11/02 (Thu)
[272] 無関心。
いないいない!!僕がいない!!!
君の前に僕がいない!!!
透り抜ける君の視線
いないいない!!僕がいない!!!
君の前に僕がいない!!!
2006/11/01 (Wed)
[271] 答えは影に。
はいいろの空
まがりくねった僕の視界
のっぺりとした現実に
がらくたのなか落とされても
すぐに走り出せる勇気をください
きたない僕を辱めるように
やたらと綺麗な今日の夕暮れ
2006/10/28 (Sat)
[270] スルー。
君の横顔を
いつも僕は眺めてる
君の目は
僕と逢うことないままに
僕を通り過ぎていく
いつも
そう
いつも…
2006/10/28 (Sat)
[269] 反実仮想。
できるなら君を抱きしめたい
できるなら君にキスしたい
できるなら
できるなら君を幸せにしたい
できるなら…
2006/10/28 (Sat)
[268] 自制。
傷つける
きずつける
キズつける
僕はその呪縛から抜け出せない
「でも君に恋してしまった」
君から離れなければ でなければ
僕はきっと繰り返す
2006/10/26 (Thu)
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