逃げようとしても　逃げられず

眠ろうとしても　眠れない

手足を鎖で縛られた夢を見た

背中には翼が生えていた


僕の瞳は死んでいた

　　　　　　　　ばくはつしそう

どーも　アイム　ピエロ

どんなにツライことがあったって

いつでもどこでも笑顔だぜ

どーも　アイム　ピエロ

どんなに嫌なことがあったって

いつでもどこでも笑顔だぜ


イエス　アイム　ピエロ　　

アイム　ピエロ・・・

変質し始めた視界を

僕は手で覆った

そして目を伏せた

もしも神様

あなたがこの世界のどこかにいるんなら

お願いだよ

僕の体にそっと火をつけて




そしたらきっと僕は空へと飛んでゆける

逃げて逃げて逃げて逃げて

毎日のように太陽から逃げ回って

でも結局　次の日になればまた　太陽は迫り来る


いつになれば　いつになれば僕は

太陽に向き合えるのか？

今日こそは今日こそはと　何度つぶやくのか？


今日もまた　太陽はあがる。

秋桜が

道の垣根に

咲きにけり

我が庭に

咲きおる花も

をかしと思えど

秋が来て

散りゆく花を

もて見しを

落ちし枯葉に

咲くはをかしき

快晴の空から落ちる

大粒の雨



笑顔の下にひた隠しにした

切なさ　辛さ

ため込める量は決まってるけど



通り雨さ　すぐに止むよ

昨日に戻りたくて


ジャージに着替えて走り出した

どっちが昨日で

どっちが明日か

わからないまま

僕はジャージで走り出した