詩人:猫の影 | [投票][編集] |
晩夏の太陽の
熱をわずかに帯びた
地球の床に
背中をつけて立ってみた
青い空と赤い空が
淡く溶け合って
そのなかに雲
あぁ僕は今空と繋がっている
わずらわしい世界との関係を断ち切って
不安だらけの世界との関係を断ち切って
全と無が交錯して黒ずんでしまった僕の世界との関係を断ち切って
僕は今この空とだけ繋がっている
自由
これが自由といふものかもしれない
あぁこのまま雲に溶けてしまいたい
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あなたはいつも優しいね
冷たい振りして
世界で一番優しいね
だからさあたし
いつもいっつも
あなたに支えられているんだよ
きっとあなたは気づいてないんだろーけどさー
だけど ねぇ
あたしはあなたになにかしてあげれないのかな?
あなたの支えにあたしはなれない?
あたしあなたに頼られたくて
いつもいっつも待ってるんだけどな…
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あなたに逢いたくて
逢いたくて
逢いたかったから
あなたのいそうなとこ
ぜんぶぜんぶぜんぶ
なにかにかこつけて
回ってみたら
やっぱりいつものここにいた
「何してるのかって聞かれたらどうしよう」
なんて考えて
「あなたにあいにって行ってしまおうか」
なんて考えて
でも結局は
あなたは黙って
どこか遠く遠くをみつめるだけで
でも結局は
あなたは黙って
どこかどこかに行ってしまう
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君に逢うため
レッツ コンビニ
今ならまだいる?
もういない?
わからないけど
レッツ コンビニ
今日はいったいどの雑誌を読もうかな
だって全部読みつくしたんだ
でも結局はそんなことどーでもなんでもいーんだ
君に逢うため
レッツ コンビニ
今ならまだいる?
もういない?
わからないけど
レッツ コンビニ
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僕は君を失って
自分自身を見失った
明日の僕は
どこにいればいい
なにをすればいい
神様教えてください
君の髪のにおいをかいで
君の頬にキスをして
君をぎゅっとだき締めて
そんな僕の日常は
どこともなしに去っていった
教えてください神様
なにをすればいい
どこにいけばいい
明日の僕は
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朝起きて
重い体を
やっとの思いで
立ち上げて
身の支度を整える
外には朝の涼風舞って
僕は扉を開け放つ
耳の穴にはウォークマン
寝起きの僕のほっぺたに
優しい風がキスをする
体は軽い 心も軽い
目指す先は坂の向こう
キーをはずして かける鍵
到着したのは
暑い 暗い 僕の教室だ