猫の影の部屋
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[227] 雨誘いの君へ2
流れ行く
この世の常と
知れるども
千代の縁を
もて願わずや
2006/07/25 (Tue)
[226] 百合花の君へ。
時経るごとに
つれなくなりし
そなたども
つのりつのるは
我がおもひなりけり
2006/07/22 (Sat)
[225] 雨誘いの君へ。
雨やみて
空の気色は
よくなりけれど
天のいと
寂しげなるは
あな もしや
わきになきなむ
月影ゆえか
2006/07/21 (Fri)
[224] 雨あけて。
この雨がやんだら
君を迎えに行こう
君を僕の自転車の
後ろに乗っけてどっかいこう
2006/07/21 (Fri)
[223] カタオモヒ。
本当に君は馬鹿だ
叶わない夢をいつまでも見て
君馬鹿だな
いつも君は遠くを見て
見えないものを見つめてる
僕は君だけを見てる
だから・・・僕を見て
夢ばかり見てないで
遠くばかり見てないで
僕を見て
2006/07/21 (Fri)
[222] 天の河。
もし仮に
星の川に分かたれて
一年に一度しか
逢うことのできない仲ならば
いっそはかなくなって
あの世であなたを待つだろう。
あなたに一日逢えないだけだのに
寂寥で胸が裂けそうな僕だから。
2006/07/18 (Tue)
[221] Lazy Boy。
馴れ合うのが好きなんだ。
張り詰めた緊張感の中では
苦しくて死んでしまう。
2006/07/17 (Mon)
[220] パーツ。
君はもうきっと
僕の体の一部になってしまったんだな
だってこんなにも 僕の体が 君を求めてるもの
君が欲しい 君が欲しい と
わがままをいうんだ
君に逢いたい 君に逢いたいよ
君を抱き締めて 二度と離したくないよ
2006/07/16 (Sun)
[219] 花が咲いたから。
花が咲いたから
散らないで 散らないで と
いつまでも いつまでも と
毎日毎日 切ないときを 過ごしているよ
2006/07/16 (Sun)
[218] 逃避!逃避!!
探しに探して
見つけた自分は
醜く崩れて
思わず僕は目を背けた
これは、これは、僕じゃない!!
逃げても無駄。
あがいても無駄。
現実からは逃げられない。
それがルール。
2006/07/11 (Tue)
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