詩人:猫の影 | [投票][編集] |
この青の中
僕ら自分の影を後ろの方に追いやって
人の影だけ踏みつけてきたんだ
さぁもうそろそろ自分の影も見なおさないか
あの線から なんてことはできないのなら
ちょっとずつでもいいんじゃないか
人の痛みがわからないなら
傷ついてみるのも手段だろ
僕らが大切にしてきた自分を
そろそろ旅させようか
僕らそろそろ旅にでようか
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「うおりゃ〜」
突然叫んでお前はその豪雨のなか飛びこんだ
「ちくしょ〜」
声がかき消されるくらいの雨の中
お前は怒りながら泣いてたんだ
泣いてる顔見られるのが嫌だから
病み上がりのくせに。
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「俺の背中には翼があるぜ。」
そう言って 君はあの高台から羽ばたいた
一瞬 その背中には本当に翼が見えて
僕は涙を流したんだ
だけど君の翼は 一瞬のうちに姿を消して 君の体は
現実に捕まった…
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僕等 共に駆け抜けてきた この時間
かけがえないなんて ゴワゴワした単語は似合わない
かけがえがあるのかもしれない
なくてもいいのかもしれない
そんななんでもない場所 けど
今この場所は 僕にとって
かけがえがなくて
なくてはならなくて
なんでもなくない
めちゃめちゃ大事な場所なんだ。
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机にむかうとき
体を動かしている時
眠りにつくとき
僕は情けないほど君のことしか考えてなくて
情けないほど集中できない
こんな僕に君の恋の微熱が冷めてしまわないか
不安で不安で 情けないほど焦ってる
焦れば焦るほど 気持ちよりも遅れをとる行動の結果に
いらだち募り また焦る
こんな僕に君の恋の微熱が冷めてしまわないか
不安で不安で 情けないほど君がSUKI。
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君が海の向こうで
言葉すらまともに通用しないなかで
毎日毎日生活してるのに
僕がこんな堕落していて良いはずがない
こんな僕が君の傍にいちゃいけない
いちゃいけないよ
いけないよ
いたいよ
でも君の傍にいたいよ
ずっとそばにいたいんだ
だから僕は変わらなきゃいけない。