詩人:猫の影 | [投票][編集] |
こんなにキレイな青空だから
今日は二人乗りしてどっかいこう
今週末は雨らしいから
僕の部屋でグダグダしよう
晴れてたって雨降りだって
君とずっと 一緒にいたい
君にずっと 恋してたい
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「永遠はない。」っていったお偉いさんは
きっと好きな人がいなかったんだね
きっと恋をしたことなかったんだろうね
だから「永遠」に気付かなかったんだ
僕等の目の前には永遠の花が咲いているってのに
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何百回も公演して
それなりの客入り 売上上々
客達も他に見るものもないからと
暇つぶし程度にご入場
主人公の彼はといえば
あいも変わらず拳を掲げるけれど
もうそこに始めのような輝きはなくて
ひびいてるのは
彼の虚しいほど誇らしげなハリボテの台詞と
観客のいびきだけ
観客達が飽き始めれば
よそよそしく起きるハプニング
サプライズだけでつなぐ
人気の糸と虚しい幕間
金で起こすぜ ファニーな奇跡…
最前列の男が言った、
「別の劇でも見に行くか。」
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「もうこんな暗い光の中はうんざりだ。」
君は世界から目を背け
重そうで軽い腰を上げた。
ねぇ君は
どうしょうもなく自分が弱いのに
まだきづいてないね
君がカッコイイと思って掲げた旗は
もう泥だらけのUSEDだぜ
もうそれは
意味をなさないただのワッペン
さぁ後ろを振り返れ
侮蔑のまなざし注がれてる
さぁ前を見ろ
そこは愚か者の世界
さぁ君は
いったいこれからどう歩いていく?
支えのない足元はまるで赤ん坊で
生き生きするはずの瞳は輝き失い
灰色です………。
いまさら泣き出してももう遅い。