ホーム > 詩人の部屋 > 猫の影の部屋 > 自棄

猫の影の部屋


[198] 自棄
詩人:猫の影 [投票][得票][編集]

思いやりがあって

優しくて

人への理解がある人間に。


誰にでもそんな風に見られたくて見られたくて

そう思って生きていたら

結局は

人を傷つけることしかできない人間になっていた。

僕は誰にも好いてもらう資格がない。

僕は誰にも好いてもらう資格がない。

僕は、誰にも、好いてもらう資格がない。






今なら腕を切り落とされても街を歩けそうな気分さ。

2006/06/03 (Sat)

前頁] [猫の影の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -