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猫の影の部屋


[209] 虚像。
詩人:猫の影 [投票][編集]

嘘で塗り固めたブロンズ像

ひとたびメッキがはがれ始めたら

みるみるうちに姿現す薄汚い僕の体


恥ずかしくてみっともなくて死にたいぐらい



でも

君がいるから


この体の汚れが消えるまで

ちょっとキレイに生きてみようか


もう体に嘘塗りつけることはやめて




ちょっと生きてみようか

2006/06/23 (Fri)

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