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猫の影の部屋


[217] 銀狼。
詩人:猫の影 [投票][編集]

銀色のとても凛々しいその狼は

差し伸べられる手すべてを食いちぎってきた。

でもそれは彼が単に狂暴だからじゃない、

その手に怯えてるわけでもない。



彼は孤高なのだ。

彼は気高い。



薄汚い人間の手など

寄り付けるようなことはありはしない。


彼は孤独で、

彼は美しい。


彼は今日も薄汚れた世界を見下ろして、こういうだろう。








「貴様らは間違ってる。」

2006/07/09 (Sun)

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