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猫の影の部屋


[374] 汚れた自画像。
詩人:猫の影 [投票][編集]

何かになりたかった子どものころの

未来の自分はどんなだったろう

もう忘れてしまった


気付かぬ間に僕の背中の白い翼は

汚れた空で黒ずんだ

夢や希望

そんな星の色した言葉の意味も

もう忘れてしまった




覚えているのは

昨日の月の形だけ

2007/03/30 (Fri)

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