ホーム > 詩人の部屋 > 猫の影の部屋 > UNSENT LETTER

猫の影の部屋


[449] UNSENT LETTER
詩人:猫の影 [投票][編集]

むせかえるぐらいの草いきれ

君との日々が浮かんでくるよ

胸の詰まる幸せと

胸の裂ける悲しみが僕の時間に溢れてた

好きだなんて言えなかった

最後まで、言えなかった

咲く前に摘んだ君への想いだった



今僕は別の人を愛して、愛されて、

胸に溢れる幸せを

毎日噛み締めてるよ

不安もあるけど幸せだ



だからねぇ

君もきっと幸せで

きっとずっと幸せでいてくれよ

僕はもう君を幸せにできないけれど

今もそう祈ってる

ずっとずっと幸せで

2008/06/09 (Mon)

前頁] [猫の影の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -