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猫の影の部屋


[453] 称号。
詩人:猫の影 [投票][編集]

あなただけ

あなたといるときだけ

僕は「人間」でいることが

あぁ できるのだ



消えていく雑踏と

消していく雑音

目障りな熱反応は

なかったことに

どのみちどれもこれも害悪なのだ


どいつもこいつも

愚者の風体

それに気付かず

賢者を気取る

阿保、阿保、阿保…



この世界で

僕は「人間」としての称号を奪われて

愚者たちから追放されるしかない




あなただけ

あなたといるときだけ

僕は「人間」でいることが

あぁ できるのだ


あなただけが「人間」の称号を

僕にくれる

2008/08/07 (Thu)

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