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猫の影の部屋


[472] 落陽。
詩人:猫の影 [投票][得票][編集]

流る時は目まぐるしく

足を停める幕間もなし

いずれに目を定るより先に

視界は巡り、今は果てる



どこへ

いかにして

なんのために

誰と供に



あなたは今途方に暮れ

この空が滲む冬の夕暮れ

わたしも今波間の上

2009/01/07 (Wed)

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