ホーム > 詩人の部屋 > 猫の影の部屋 > 君のこと。

猫の影の部屋


[508] 君のこと。
詩人:猫の影 [投票][得票][編集]

漂う珈琲の香り
乾いた笑い声が響く

眠い目で歩行者を眺めても
何か得るところもない
そう ただ

たった今 思い立ったこと
多分それは君のこと
もう思い出せないけれど



漂うジャズの香り
別の曲が聴きたい

欠伸かみ殺して隣を見たが
何も得ることなどない

そうだ ただ

ただ今この時思うこと
多分それは君のこと
もうわすれてしまったけれど



ただただ 君のこと

2010/10/01 (Fri)

前頁] [猫の影の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -