好き好き
大好き…って


あたし言ってた



だけど
少し言い過ぎたみたい




それで君は安心して


ちっともあたしに
嬉しい言葉返してくれない



言葉のキャッチボール
しようよ




でも
君から全然投げてくれないから



もう
投げない!




むしろ
他のとこに
投げてやる!



だから
これから
君からボール頂戴?



そしたらちゃんと投げ返すから




でも
あたしにできるかな?



もしかしたら
投げられたボールに



何回も投げ返しちゃうかも!?




【感想掲示板に説明有り】

閉じてしまった
シャッター



こっちからは開けられなくて
できなくて
怖くて



他の人に
叩かれても



鍵をもっている
ただ君一人にしか



このシャッターは
開けられないのよ

フとした瞬間
何かが囁いた

目を覚ました
この場所で
僕と君だけが
知っているこの道


『大好きだよ』とつぶやいた
目をつぶって
口づけした


目を開けた




君が照れくさそうに
笑ってた






またここへ
来てる僕

瞳閉じた
この場所で
『思い出』として
僕の中にあるこの道


『サヨナラ』とつぶやいた
後ろを向いて
走りだした


遠くに来て
振り向いた




君はもう


いなかった



涙もでなかった
突然の別れ


僕はここにいる



僕と君だけが
知ってる


この道に…

ケンカした


それは本当

些細な事



僕が
ただ弱かったから


もう手は

繋げないと思った





ある日の午後




君と偶然

目が合った





君はふわりと


笑った





愛しいと



そう想った…

だって好きなんだもん
だって好きなんだもん

その人の事
考えるだけで苦しくなる



それって
好きな証拠でしょう?


ねぇ

一つだけ
ワガママ聞いて…?





会いたいよ…




だって
好きなんだもん…

あの人に

近づきたい
側にいたい
仲良くしていたい
遊びたい
喋りたい


ほらね
普通にすれば
できる事



あの人に

好いてほしい
側にいてほしい
話しかけてほしい
遊びに誘ってほしい



ほらね



口に出せば
ただのワガママ



そして
アナタに

愛されたい
頭を撫でられたい
抱きしめられたい
キスされたい
愛撫されたい



ほら

あたしはこんなにも
欲望だらけ…

鳴るわけがない
着メロ



いまでも設定は
変わらないまま



もう
鳴るわけなんて
ないのに




あたしの携帯には


君の着メロが


まだ残ってる


鳴ることなんて



もうないのに…

ひらくドアに注意



思い切って踏み入れた
開かれたモノ




満足気に歩いた




だけど

下を向いたら

落とし穴だらけ






ひらくドアに注意…

甘い優しさだなんて
いらないの

中途半端で
頭がきしむから

くれるのなら
トゲつきで



愛を頂戴






あたしがアナタから
離れそうになったら

髪の毛をひっぱってね




あたしが間違えを犯したら
首をしめてね



それが
ただの『言葉』だけじゃなくて

痛みとともに
体で学べるから





息もできなくなる程の口づけを




あたしが




『死にたい』


って言ったら




それをしてね…

アナタが
どうでもいいっていうなら


あたしは
からっぽ



鈍感…!



本当に欲しいのは

そんなんじゃないのに