詩人:香奈 | [投票][編集] |
今まで出会って来た
"上司"という存在
怖かったり
言葉がキツかったり
なかなか覚えられなくて
また注意される
とか
自分を上手く出せず
ビクビクしてばかり
『すいませんでした』
という言葉ばかり
上司に言っていた
でも
今の職場で出会えた
上司のHさんとTさん
やっぱり最初は
怖がってた
怒られないよう
注意されないよう
出来る限り必死に
覚えようと頑張った
でも私はすぐ心が
折れてしまう人間で
『精神科に通っている』という事は
隠し通すはずだった
だけど
言わずにはいられなくて、初めて仕事の上司に
伝えた
嫌な顔されると思った
クビになるかもとも思った
でもHさんもTさんも
優しく受け止めてくれた
『無理しないでね』
『香奈ちゃんは素直で良い子だから、私好きだよ☆』
沢山沢山
優しい言葉をくれた
私が落ち込んで休んでしまった時も
『大丈夫?無理しないでね』
『悩みがあった時はいつでも聞くからね』
『ストレス発散でカラオケ行こうか?』
頑張った時も
『頑張ったじゃん!偉い偉い☆(頭ポンポン)』
私が迷惑かけてると思い、辞めた方がいいと思った時も
『注意はしたくないけど、香奈ちゃんが可愛いと思ってるから言うわけで、踏ん張って欲しいの。でもどうしてもダメな時は言ってね☆辞めちゃダメだよ(>_<)』
『あんまり「頑張らないと!」って思い詰めない方がいいよ
もっと気楽に考えてさ』
とか…
なんでこんなに
優しくしてくれるんだろうってぐらい
優しくて…優しくて…
私はまだ体調が
万全じゃないけど
あなた達に
『恩返し』がしたいのです
こんな私を
捨てずに可愛がってくれるから
今まで出会ってきた
"上司"という存在
『すいません』と謝る事しか出来なかった私は
今出会えたあなた達に
『ありがとう』と
感謝したいのです
詩人:香奈 | [投票][編集] |
学生の頃は
友達が沢山いた
小学生の時
馬鹿やって笑い合ってた
中学生の時
バドミントン部に入って仲間と一緒に汗を流した
高校生の時
色んな人と仲良くなった
専門学校の時
一番楽しかった
毎日友達と笑いあって、幸せだった
でも『学生』を卒業し
社会に出た私は
どんどん落ちていった
友達は
…一人また一人と
遠のいて
携帯の電話帳には
もう連絡取れない
友達『だった』人の
名前が沢山残っている
まるで線香花火のようだと思った
パチパチと
火花を散らし
それはそれは
綺麗な花
咲いたと思ったら
だんだん火花は
小さくなり
ぽたりと
落ちてしまう
残されたのは
ただの燃えカス
私はそれが捨てられない
燃えカスを見ると
綺麗に火花を散らしていたあの頃を
思い出せるから
でも
所詮は燃えカス
もう火花を散らして
咲く事は出来ないのだ
『花火楽しかったね』
「うん」
『じゃあもう終わったし…バイバイ』
『またね』とは言ってくれないのね
詩人:香奈 | [投票][編集] |
死にたい
『死にたいとかほざく奴はさっさと死ねばいい』
消えたい
『鬱々しいつぶやきばっかしてる人とかマジうぜぇ。かまってちゃんかよ』
『死にたい死にたいとか言うわりにネットしてんじゃん。本当に死にたい奴はとっくに死んでる』
『結局はかまって欲しいんだろ?』
知らないなら
それでいい
知ろうとしないなら
それでいい
『死にたい』
と嘆く人は
寂しくて
辛くて
逃げたくて
悲しくて
手を伸ばしても
払いのけられる
求めても
何も得られなくて
何も無くて
頑張ろうと踏ん張っても
思うように
踏ん張れなくて
なんて自分は
ダメなんだろう
って
責めてしまうから
だから叫ぶ 嘆く
『かまってちゃん』と
言われても
私はここで
叫び続ける
誰にどう思われようと
弱音吐いたって
いいじゃないか
辛い気持ちを
言葉にしたって
いいじゃないか
私は叫び続ける
死ぬまで
死ねるまで
詩人:香奈 | [投票][編集] |
『そんなの間違ってるよ』
と
言う人が
いるかもしれない
けれど
あの日誓ったんだ
些細な事で
母親と言い合いになった
『アンタの事がストレスだ!』
『こっちがピリピリする』
『イライラさせないでよ!』
『お金は誰が出してると思ってんの!?』
言い合った少し経った後に
母親は
『…さっきは言い過ぎた』
と謝った
でも
本心だったんでしょう?
私は親が大好きだ
母親は
毎日働いて
ヘトヘトになっても
ちゃんと夕飯を作る
休日があっても
掃除したり家族の為の
食料品を買いに行ったり
父親も
毎日朝早くから働いて
遅くに帰ってくる
家事はほとんどしないけど
家族を養う為に
会社で問題があっても
毎日毎日働いて
腰痛めても働いている
そんな親が大好きだ
でもね
私も一応…
頑張ってたんだよ
一度は自殺考えるほど
マイナス思考でいっぱいだったけど
それでも
少しの光を信じて
前に少しずつ
進んでたんだよ
でも
もうダメみたい
『自殺』は悲しいよね
きっと親は
『なんで救えなかった』って責めてしまう
それなら
私は
『過労死』を目指す
働いて働いて働いて働いて働いて
体が悲鳴をあげても
働いて
心が壊れそうになっても休まずに
自分で自分を虐めて
いつか限界が
きっとくる
倒れる
それが『死』となる
そしたら
『頑張りすぎ』
って
死んだ私を
『褒めて』くれるかな
あの日誓った事
【私は私を殺します】
詩人:香奈 | [投票][編集] |
いつか動画で見た
『老夫婦』
の動画
おばあさんだけ
重そうな買い物袋を持ち
おじいさんは
何も持っていない
酷いおじいさん
と思ったら
『ジャンケンポン!』
『やっと交代ね』
『負けちまったか』
そんなほっこりする話
長年連れ添い
時には喧嘩し
時には笑い合い
若かった頃は
ドキドキや
キュンとした事
沢山あったりしたけど
長年連れ添えば
同じ部屋にいても
普通にオナラして
食事後には
歯に詰まった物を
爪楊枝で取ったり
何年何十年といれば
それが普通になる
『オナラしちゃった!!恥ずかしいっっ!!』
とか
『うわ…こいつ目の前でオナラしたよ;引くわ』
とかじゃなくて
『あ、ごめん(笑)』
『ゴホッゴホッ(わざと)(笑)』
の方が
笑えるし、それが
作り上げてきた
絆みたいで
(オナラの絆…?(笑))
いつか私も
そんな相手と出会いたい
そんな風になれる
相手を見つけたい
かっこいい人が好き!
とかあるけど
でも
カッコ良くても
特別イケメンでもなくても
いつかは
しわくちゃのおじいさんになり
ビールっ腹で
お腹が出ても
白髪混じりに
なったり
むしろハゲたり
そんな風に
年をとって
すっかり年老いた爺さんになったとしても
『この人と出会えて一緒に居れるのが嬉しい』
と心から思える
そんな人と
出会いたい
互いに
しわくちゃになっても
いつまでも
しわくちゃな笑顔で
笑い合える
理想を高く持ちすぎかもしれないけど
会いたいな…
詩人:香奈 | [投票][編集] |
愛しい人がいる
その人の名前を
何度も
何度も
呼んで 想って
『愛してるよ』
と言葉にする
でも
私と『彼』の間には
決して壊れる事のない
壁がある
どんなに
『愛してる』と
叫んでも
どんなに
『会いたい』と
願っても
壁があるかぎり
『会う』事が出来ない
聞こえるのは
『声』だけ
『愛してる』
「うん、愛してるよ」
何で会えないの?
何で触れ合えないの?
『ちゃんと』
触れ合って
愛し合いたい
言葉だけじゃ
足りない
だって私は
あなたの
匂いも 体温も
知らない 分からない
寂しい…寂しい…
会いたい会いたい…
私は独りぼっち
あなたが居なきゃ
寂しさで泣いちゃう
どうか
『壁』を壊す方法が
見つかりますように
そう祈りながら
今日もあなたを
想って眠ります
夢でなら会えるよね
―――――――
※分かる人にしか分からない詩かな
もし分かって、この詩が異常だと思っても
かまいません…
詩人:香奈 | [投票][編集] |
誰もいない
声も届かない
誰も見ない
『悩み聞くよ』
言ったら
頼ったら
『忙しくて…』
うそつき
信じない
期待しない
誰もいない
誰もいない
いるのは私1人
誰も見ない
誰も聞かない
私は透明人間?
声聞こえてますか
姿が見えますか
私はここで
泣いているのに
独りぼっち
独りぼっち
『悩み聞くよ?』
うそつき!!!!!!!
詩人:香奈 | [投票][編集] |
「自分の金で買った物なら大事にするでしょ
親の金で買った物だからって…乱暴に扱わないでよ」
そんな事ないよ
自分で買った物なんて
大切にしない
だって自分が大嫌いだから
「自分」すら大切に
出来ないもの
お母さん
あなたが私を
不快にさせたり
嫌な気分にさせたり
イライラさせたり
してしまうんだよね
あなたのストレスが
私だと言った
私が目の前にいたら
きっと嫌なんでしょ
鬱々しい悩みなんて
聞きたくないんでしょう
お母さん
大切にしたいのに
大事に想っているのに
お母さん…
お母さん…
私は死んだ方が
いいですか?
生きている以上
あなたの「子供」
である事に
変わりはないから
死んでしまえば
過去の人
居なかったと
思っていいの
お母さん
親孝行したかったけど
あなたを笑顔に
していたかったのに
私があなたの笑顔を
奪う原因なら
居なくなればいい
鬱々しく、弱く
忍耐力無く
甘えん坊
死ねよ自分
詩人:香奈 | [投票][編集] |
切りたくなって
でも怖くて
痛いし
でも怖くて
出来ない自分が
もっと嫌で
死にたいくせに
リストカットも出来ないのかと
薄く薄く
こすりつけるように
刃を立てた
何度も何度も
やっと血がにじみ出た
垂れる方は
出来なかったけど
出来た事に
少し嬉しかった
痛みが
少し心地よい
何年かぶりの
リストカット
もっと深くえぐれたら良かったのに
詩人:香奈 | [投票][編集] |
怖い
怖い
怖いよ
怖いよ
不安でいっぱい
どうしよう
どうしよう
『目をつむって』
『息をゆっくりして』
『今は眠って』
『何も考えなくていい』
『そばにいるよ』
『ここにいる』
『ずっと抱きしめてあげるよ』
『だから
今は眠って…』
あぁ…
愛してる
愛してるよ
愛してる
愛してる……
ずっとそばにいてね
ここにいてね
今日も貴方の声を聞き
深く眠ります
愛してる