詩人:香奈 | [投票][編集] |
出会ってたった数年
繋がる糸は
やっぱり細くて
『信じる』
『信じない』
そんな言葉に
振り回されてた
何度も答えを
聞き出した
『嘘』かもしれない
そんな不安を
全て言葉で
書き消した
操られていた
あの頃は
嘘でも着いてるしか
側にはいられなかった
繋がる細い糸を
何度も確認してきた
離れないで
そう言った願いも
言葉でうまく
まるめてたのかしら
今はもう
『言葉』も聞こえない
繋がっていた細い糸が
見えなくなった
あの頃の言葉は
今ではもう
消え始めてるよ
見えなくなったから
安心してるつもり?
ついていい嘘と
ついちゃいけない嘘くらい
わかるでしょう
嘘がバレるのが
怖くて
逃げるつもりなら
逃がさないから
何度も聞いた重みを
身を持って味わいなさい
言葉を巧みに
操るアナタなら
あたしを
『殺す言葉』ぐらい
知っているんでしょう?