詩人:香奈 | [投票][得票][編集] |
「もうお別れの
時間みたいだ
さようなら」
どうして
先に逝ってしまったの
わかってる
それは偽りなの
わかってる
でも違うのよ
ちゃんと
愛してたんだよ
愛しくて愛しくて
あたしを
支えて
死にたいっていった
あたしを
死なせない
必ず幸せにして
みせる
って
自己中で
我が儘な貴方
そんな風に
言っていたじゃない
あれから
数日たった
偽りだと
わかっていても
あのかなしそうな
声と横顔
忘れはしない
今も心が痛い
今も夢にでてくる
今のあたしを
他人が見たら
異常だって罵る
そんなの
やっぱり痛いけど、
だけど
本当に愛してたのよ
本当に本当に…
今のあたしを
異常だと言って
罵る貴方達
だったら
この涙を流している
あたしを
あの人の所へ
連れてって