詩人:香奈 | [投票][編集] |
『そんなの間違ってるよ』
と
言う人が
いるかもしれない
けれど
あの日誓ったんだ
些細な事で
母親と言い合いになった
『アンタの事がストレスだ!』
『こっちがピリピリする』
『イライラさせないでよ!』
『お金は誰が出してると思ってんの!?』
言い合った少し経った後に
母親は
『…さっきは言い過ぎた』
と謝った
でも
本心だったんでしょう?
私は親が大好きだ
母親は
毎日働いて
ヘトヘトになっても
ちゃんと夕飯を作る
休日があっても
掃除したり家族の為の
食料品を買いに行ったり
父親も
毎日朝早くから働いて
遅くに帰ってくる
家事はほとんどしないけど
家族を養う為に
会社で問題があっても
毎日毎日働いて
腰痛めても働いている
そんな親が大好きだ
でもね
私も一応…
頑張ってたんだよ
一度は自殺考えるほど
マイナス思考でいっぱいだったけど
それでも
少しの光を信じて
前に少しずつ
進んでたんだよ
でも
もうダメみたい
『自殺』は悲しいよね
きっと親は
『なんで救えなかった』って責めてしまう
それなら
私は
『過労死』を目指す
働いて働いて働いて働いて働いて
体が悲鳴をあげても
働いて
心が壊れそうになっても休まずに
自分で自分を虐めて
いつか限界が
きっとくる
倒れる
それが『死』となる
そしたら
『頑張りすぎ』
って
死んだ私を
『褒めて』くれるかな
あの日誓った事
【私は私を殺します】