突然僕は君の前から姿を消した
ごめんよ…伝えられなくて
僕を愛してくれた君の手はとても暖かくて
触れる度に
感じあう度に
傍にいるということを嬉しく思っていた
あぁ…泣かないでおくれ
君の頬を流れる涙を拭いたくても
手が届かないんだ…
あぁ…泣かないでおくれ
君の頭を撫でてあげたくても
上手く手があがらないんだ
笑っておくれ
笑っておくれ
君の笑顔が好きなんだ
「あたし…頑張るからね」
乱暴に涙を拭って言った君
君の暖かい手で…
僕の冷たくなった手を握って言った言葉…
2004/08/31 (Tue)