あたし君がいないとダメなんだね…だってこの前…あたし死んでたまともに笑顔も作れなくて下向いて涙が出そうで何度身を投げようと思ったことか何度も何度も笑ってる人を見るだけで勝手ににらんで小さな子供に手をやく母親を見ては何度死の言葉を囁いたものかやけに静かすぎる夜空を見上げてはこの無音とともに存在すら消えて流れる涙も無いまま消えたいと願ったものか君の一言でこんなにも変われる自分がいるだなんてあたし君がいないとダメなんだ…
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