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姫宮ららの部屋  〜 投稿順表示 〜


[3] Cinderella
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白いパンプス 片方だけ

私から逃げて

階段を転がり落ちていった

シンデレラみたい

なんて一人浮かれてみたけど

追いかけて来るはずの王子様は

もう何処にも居なかった


 

2011/03/05 (Sat)

[8] 雪の降る街
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それは静かな夜でした

ふわり ふわり

透明 硝子 その向こう

真っ白な雪が降りました

街灯の光 反射して

きらきら きらきら

輝いていました

寂しさ 紛らわすラジオの音

思わず止めました

時計の針の音だけ響く

雪と街灯 そして私

それだけの 静かな世界になりました

闇を照らす 柔らかな雪

雪を照らす 暖かな光

その中で ゆっくりと眠りに落ちる私

それは静かな夜でした

 

2011/03/06 (Sun)

[11] 後ろ姿
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あなたの後ろ姿が好きでした

だってあなた

私と話していてもあの子を見ているし

横顔は切なそうにあの子を見ているし

あなたのそんな顔 大嫌いだから

だから 私は

あなたの後ろ姿が好きでした

 

2011/03/06 (Sun)

[13] 溢れ出す
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ねぇもしあなたが

私を好きではないのなら

この溢れ出しそうなこの気持ちに

気づかないフリをしてください


 

2011/03/06 (Sun)

[15] 今の僕
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たとえば

あの時 チョキを出してたらとか

あの時 猫を撫でていなかったらとか

あの時 裏道を通っていたらとか

あの時 違う選択をしていたとしたら

今の僕は違っていたのかな

僕たちは毎日

選択をして生きている

その選択が 今の僕を作ったんだ

そんなことを考えてみると

毎日がとても大切に思えるよね

 

2011/03/07 (Mon)

[16] 
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白いスニーカー

雨のにおい

水溜まりに映る私

君に声を掛けられて

咄嗟に前髪を直す

「風邪ひくよ」

頭上 傘を鳴らす雨粒

いいよ 要らないよ

そんな優しさ

傘を差し出す 君から逃げる

嬉しかったのに

恋は難しい
 

2011/03/07 (Mon)

[17] 欲しいもの
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要らないよ

両手いっぱいの薔薇の花束も

可愛く包んだプレゼントも

何百回の愛の言葉も


欲しいのは 君の心だけ


 

2011/03/07 (Mon)

[25] 私の好きなひと
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私の好きなひと

本当はすごく弱いの

だけど

必死で強いふりをしてるよね


私の好きなひと

とても頭がいいのは

天才じゃない

秀才なんだよね


私の好きなひと

しっかり者だと言われるのは

陰で努力を惜しまないから

ね そうでしょ


私の好きなひと

弱くて

だけど頑張り屋さん

それが

私の好きなひと


 

2011/03/24 (Thu)

[27] ぎゅ
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ぎゅっ と

心の奥を掴まれたみたいに

苦しくなって

切なくなって

涙が止まらなくなるのは

やっぱり君が好きだからかな


 

2011/03/25 (Fri)

[28] 
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ふわふわ

心が揺れるような

このくすぐったい感覚を

恋と言うのですか


 

2011/03/25 (Fri)
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