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姫宮ららの部屋


[119] 儚い恋
詩人:姫宮らら [投票][得票][編集]



触れたら
消えてしまいそうで
怖いの


触れたら
もう逢えないと知って
怖いの


触れたら
儚く散ってしまうから
怖いの


あなたに
逢いたくて
触れたくて


でも私
無力だった
臆病だった



抱き締めたい
あなたの体温ごと
抱き締めたい
あなたのこころまで




 

2011/10/11 (Tue)

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