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姫宮ららの部屋


[47] 瓶詰め彼女
詩人:姫宮らら [投票][得票][編集]


君が世界で一番大好きで

誰にも触れられたくなくて

瓶の中に詰めてしまった

ご飯も洋服も

欲しがる物は全て与えたのに

君は「寂しい」と泣いていた

ある日

君は瓶の中で

涙に溺れて死んでいた

僕は後悔したけど

今更遅くて

幸せそうに笑う君は

もう居なかった


 

2011/03/31 (Thu)

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