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姫宮ららの部屋


[8] 雪の降る街
詩人:姫宮らら [投票][得票][編集]


それは静かな夜でした

ふわり ふわり

透明 硝子 その向こう

真っ白な雪が降りました

街灯の光 反射して

きらきら きらきら

輝いていました

寂しさ 紛らわすラジオの音

思わず止めました

時計の針の音だけ響く

雪と街灯 そして私

それだけの 静かな世界になりました

闇を照らす 柔らかな雪

雪を照らす 暖かな光

その中で ゆっくりと眠りに落ちる私

それは静かな夜でした

 

2011/03/06 (Sun)

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