詩人:夢路 | [投票][編集] |
どうして私は認めてもらえないのでしょうか?
才能が無いのは分かっています
だからその分努力してきました
なのにいつも周りの人の方が優ってて
どうして私はいつも劣等感が捨てられないのでしょうか?
たとえ私が一番を取って誉められたとしても
お世辞にしか聞こえないのです
いつもいつも劣等感が付きまとってくるのです
どうして素直に喜べないのでしょうか?
どうして私はこんな風になってしまったのでしょうか……?
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傷跡が消えません
誰にも見せたくありません
私には弱い証しにしか見えません
堂々と腕を出して歩けません
知り合いだろうと他人だろうと関係ありません
この傷跡は私だけの秘密にしたいのです
どうかどうか傷跡が増えませんように
どうかどうか強くなれますように
どうかどうか誰にも知られませんように……
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一度は止めようと思いました
手首の傷が癒えてきたころでした
思いもよらないことでした
まさか親の存在が苦痛になるなんて
自分のせいで喧嘩する両親
それを見た時
自分なんか居ない方が良いのだと
また死にたいと思ってしまいました
手首を切ることで死にたいという衝動を押さえています
以前より増えてしまった傷を見る度に
胸が押し潰されたような感覚に見回れます
いつになったら止められるのでしょうか
自分には検討がつきません
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もし僕が死んだら
何人の人が泣いてくれますか?
その中に本気で泣いてくれる人は居ますか?
死ぬまでそれは分からないけど
ひとりでも本気で泣いてくれる人がいたら
人生に悔いはないと思う
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毎日好きでもないデッサンを描いた
描いた
描いた
でも描いた意味が無くなった
結局努力賞しか貰えなかった
絶望した
才能なんか無かったんだ
間違いだったんだ
自意識過剰だったんだ
もう絵なんか描かない
絵を捨てた私に残ったのは努力賞だけだった
ある日先生に言われた
「自信を持て。お前は割と才能がある方なんだから。」
泣いてしまった
お世辞だったかもしれない
それでも
それでも
うれしかった
めったに人を誉めない先生が言った言葉は
心の中の傷に消毒液をかけてくれた
しみた
涙が止まらなくなった
絵を描くことを
あきらめたくない
あの時見捨てないでくれた
先生のためにも
自分のためにも
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誰かが言ってた
「孤独が好きな人は居ないよ」
そうかもしれない
孤独の方が楽な人は居るかもしれない
でも好きなわけじゃないと思う
独りが好きな人が居るかもしれない
でも独りと孤独は違うから
「孤独が好きな人は居ないよ」
当たっているかもしれない
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いつもどおりなご飯なのに
嫌いな人と食べるご飯
くそまずい
好きな人と食べるご飯
味がしない
一人で食べるご飯
ふつう
友達と食べるご飯
おいしい
いつもどおりのご飯なのに……
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どうして君はあの子にだけベッタリなの?
他の子のことなんか都合の良い時だけ利用して
どうして君はあの子にだけベッタリなの?
うちの大切な人をいじめるの?
やめてよ
あんたなんか大嫌い