週末の帰り道ふと空を見上げると綺麗な虹がかかっていた道端に生えていたタンポポはソレを祝うかのように元気に種を飛ばす学校帰りの小学生が昔の自分と少し似ていた大人になるにつれて社会のルールにはめられ自分の存在は小さくなるでもたまに思う世間ってもっとヒドイもんだとおもってた夕方からの土砂降りはまるで自分の傷ついた心を取り除くかのように流し去っていった
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