詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
僕の目の前に空が墜ちてきた
切ない空が
手が届きそうだよ
でも
届かない
この愛のように
求めれば阻まれる
まだ君を想う
信じて
愛すべき君だから
僕から告げるよ
『さよなら』
君は人を傷つけなくていいんだ
手を汚すのは僕でいい
愛すべき君だから
僕から告げるよ
『さよなら』
繋いでいた手を離した
僕のことは忘れて
記憶の水に溶かしてしまって構わないから
せめて君は新しい愛を
今度こそは幸せに
雨が降っていた
空からも心にも
雨に涙を隠した
離した手
離した君
離した愛
離した温もり
僕が告げた
『さよなら』
罪悪感の中で今も君だけを愛してる
まだ君を想う
この愛を思い出に変えないで
愛をそのままに
色褪せることのない様に