詩人:雪姫 | [投票][編集] |
千切れては
契り
千切れては
契り
雲のように姿を変える僕と君
風に流され
風に流され
風に離され
今君の傍には誰がいる?
千切れ
契り
いつかまた、君と契れるのだろうか
そして
いつかまた、君と千切れるのだろうか
詩人:雪姫 | [投票][編集] |
夢の割れる音がした。
パリンと割れて破片が降り掛かる。
払う気力さえなくて
突き刺さる痛みを受けとめた。
もし僕が避けて君に破片が降り掛かったら
たとえ夢でも辛いから。
突き刺さる
深く
深く
夢の中
血を流す事は構わない
醒める事を恐れながら
痛みだけが確かな想いを抱き抱く。