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雪姫の部屋


[1] 夢の続き
詩人:雪姫 [投票][得票][編集]

夢の割れる音がした。


パリンと割れて破片が降り掛かる。


払う気力さえなくて


突き刺さる痛みを受けとめた。


もし僕が避けて君に破片が降り掛かったら


たとえ夢でも辛いから。


突き刺さる


深く


深く


夢の中


血を流す事は構わない


醒める事を恐れながら


痛みだけが確かな想いを抱き抱く。

2006/03/14 (Tue)

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