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そほとの部屋


[222] 季節の風に吹かれたい
詩人:そほと [投票][得票][編集]

                 詞・曲 そほと

拝啓皆様お元気ですか
僕の方は相変わらず元気です
一流会社への就職も決まり
その点では安心してください
仕事の方も無事軌道に乗り
まずまずと云った日々が続き
早くも有能社員のレッテルを貼られ
上役にも可愛がられてます
けれど東京の人達はとても冷たくて
僕は風邪を引きそうです

毎日例の通勤ラッシュ 
乗りたい電車には乗れなくて
降りたくも無い駅で降ろされる
それにも今は慣れました
先日会社の同僚達と
酒を飲みに出かけました
キラキラ明るいネオンのせいで
酔っ払う事が出来なかった
ケバケバしい東京の街はとても利己主義で
僕にはとても馴染めません

雑踏の中で擦れ違う人々
お互いに心を固く閉ざし
「人を見たら泥棒と思え」
そんな言葉をふと思い出す
ビルの谷間に吹くつむじ風
僕の心に深く突き刺さる
田舎の町に吹く筑波降ろしさえ
心を寒くはさせなかった
冬ざれた東京の街は枯葉の舞いも無く
ますます冷たく凍えて行く

石の上にも三年と言うけど
それもあっと言う間に過ぎ去って
同じ会社の温かい感じの人と
いつの間にか一緒に暮らしてます
二人で暮らしても東京の街は
相変わらず風が冷たくて
夕べ女房と話合いまして
子供が出来たら帰ります
そして田舎の人達とのんびり暮らしたい
季節の風に吹かれたい

2009/02/24 (Tue)

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